ひと手間 ひと工夫 ～atelier yamauchi～

反響を頂きました“魔法のフライパン”第２弾です。

前回は、感動と興奮のあまり、冷静な記事が書けませんでした。（エッ！いつもだって？）

今回は、まだお伝えしていない特徴のご紹介です。





このフライパンの最大の特徴は、熱伝導率の良さです。

従来のフライパンと比較して、その良さは３倍とのこと。

従来というのは、おそらくフッ素加工のことだと推測するのですが

熱の伝え易さが３倍ということは、エネルギーコスト（ガスや電気）は１／３という意味ですよね。

熱の通りが速いので、特に野菜炒めなどで、汁気が出る前に火が通るため、美味しく仕上がります。

チャーハンはパラリと！、餃子はカリッと！




フライパンの製造工程の途中で、鉄の中に炭素を入れるそうです。

炭の遠赤外線効果で、ムラ無く、表面全体にきれいな焼き色が付きます。

ガスではもっと均一に焼けるのではないでしょうか。

火力の強さが、餃子の写真では、水分を飛ばすために強めになっていますが

ホットケーキでは“弱”になっているのがお解かり頂けますか？




油のなじみの良さも特筆に値します。

焦げ付きにくさは、フッ素加工と比べても、なんら遜色ありません。

鉄と炭の間の隙間に油が浸透して、皮膜を作るからなのだそうですが

表面の螺旋状の加工にも秘密があるのでしょうか。




軽さの裏側にも更なる工夫が。

フライパンの肉厚は1.5mm。

この薄さが、このフライパンの軽さを生み出しているのですが

薄くなればなるほど、強度が不足します。

そこで裏面をリブ形状にして、乗用車が乗っても変形しないレベルまで

強度を高めているそうです。




このフライパン一体型なのですが取っ手が熱くなりません。

不思議です。この形状にも秘密が隠されているようです。




この“魔法のフライパン”汚れを落すのも楽々。

水やぬるま湯でカンタンに洗い流せます。


使い方で、フッ素加工のフライパンと違う所は

使う前に、よく熱っすること。

でも、鉄のフライパンを使った経験のある方でしたら

煙が出てから、食材を投入することはご存知ですよね。


人気商品のため、注文してから届くまでに、まだ少し時間が掛かるようですが

皆さんにも是非、錦見鋳造さんが作っている

この“魔法のフライパン”を使って頂きたいと思い、再びご紹介しました。


錦見鋳造さんのＨＰはこちらです。