2013年06月21日
パイン材の優しさが好きだ
手頃な値段だけど、節だらけ
柔らかくて、傷が付きやすい
でも
不思議と傷が付いても、あまり気にならない
その柔らかさゆえに、熱伝導率が低く
冬、素足で歩いてもヒンヤリとしない
湿度の高い時期でも、ペトペトしない
そんなパインのフローリングが好きだ
2011年11月07日
屋根裏1.4mとの格闘~後編~
6帖洋間の上に、ロフト形式で作成した屋根裏部屋
クロス工事が終了したところ
電気工事の仕上げに入る直前で
どことなく窮屈なアングルになってしまったのは、作業灯を除けながらの撮影のため
吹き抜けの開放感をできるだけ出したいところであるが
安全を最優先して、格子は細かめに
右側には座卓型のカウンターを設置
複雑な形状ではあるが
面積としてはおよそ6帖程のスペース
1.4m 以下の天井高であっても、収納としてはもちろん
男の隠れ家としても、魅力のある空間だと思う
2011年10月04日
屋根裏1.4mとの格闘~前編~
耐震リフォームの工事で、2階の天井を解体してみると
ロフトや小屋裏収納を作るのに適した梁組みが現れた
もともとの間取りは、収納スペースがかなり少ない
ご主人の趣味のスペースを兼ねて、屋根裏部屋を提案
お客様は、それを快く受け入れてくださった
もともと断熱材が入っていないため、このまま屋根裏部屋をつくれば
温熱環境はさらに悪化してしまう
垂木の間にグラスウールを充填し、さらに遮熱シートで屋根からの熱を遮る
冷暖房の効率アップも期待できる
タイベックシルバー同等の遮熱シートなのだが
このタイプの遮熱シートは、断熱材やプラスターボードに直接触れては遮熱の効果が出ない
熱の伝わりを軽減するために、シートの上下に空間を作る
狭い空間で作業していると、まるで秘密基地を作っている様で
子供時分、学校帰りに友達と作ったことを思い出す
男の隠れ家的な意味合いで提案した屋根裏部屋だが
家族思いのご主人のこと、完成しても
そのスペースの多くを子供達のために使うのかもしれない
タグ :屋根裏収納
2010年08月11日
耐震補強工事
一年前の震度6弱の揺れ、今でも鮮明に覚えています
揺れが始まり、とうとう来たか!と身構えたものの、机の下に隠れる余裕はありませんでした
揺れがおさまり、この程度で済んでよかったとほっとしたものの
その地震が東海地震とは関係の無いものだと知り唖然
駿河湾沖地震はマグニチュード6.5、予想される東海地震はM8クラス
あのときの揺れを上回る震度7の揺れなんて想像したくありません...
昨年の駿河湾沖地震が発生した直後、住宅の無料耐震診断の件数が急増したものの
今年度の診断件数は鈍り、耐震への関心は年々薄くなりつつあるようです
耐震補強工事というと、多額な費用と大掛かりな工事が必要と考えられているかもしれません
しかし低価格で、室内はほとんどいじらずに、外部の工事だけで行なう補強方法があるんです
その名も 『 ガンコモン 』
このガンコモンは、株式会社F設計さんが独自に開発された工法で
東京都が主催する
『安価で信頼できる木造住宅の耐震改修工法』部門で入選した工法です
古民家風に外壁をアレンジしたいというお客様のご要望に合わせて
外壁のリフォームと同時に、耐震補強工事を行ないました
こちらが工事着工前です
柱と土台または、柱と梁を、補強パネルとコーチボルトでしっかりと固定します
補強工事の後に羽目板やサイディング等を貼りますので、和風・洋風どちらでもアレンジできます
平均的な工事費用は100万円以下と、一般的な耐震工法と比べてかなりのローコストです
ガンコモンにつきましては、株式会社F設計さんのHPに詳しく紹介されています
是非こちらをご覧になってください

『我が家は古いから耐震補強は無理...』なんて考えないでください
90年以上前に建てられた家も、補助金を頂いて、この工法で耐震工事ができたんです