2011年10月04日
屋根裏1.4mとの格闘~前編~
耐震リフォームの工事で、2階の天井を解体してみると
ロフトや小屋裏収納を作るのに適した梁組みが現れた
もともとの間取りは、収納スペースがかなり少ない
ご主人の趣味のスペースを兼ねて、屋根裏部屋を提案
お客様は、それを快く受け入れてくださった
もともと断熱材が入っていないため、このまま屋根裏部屋をつくれば
温熱環境はさらに悪化してしまう
垂木の間にグラスウールを充填し、さらに遮熱シートで屋根からの熱を遮る
冷暖房の効率アップも期待できる
タイベックシルバー同等の遮熱シートなのだが
このタイプの遮熱シートは、断熱材やプラスターボードに直接触れては遮熱の効果が出ない
熱の伝わりを軽減するために、シートの上下に空間を作る
狭い空間で作業していると、まるで秘密基地を作っている様で
子供時分、学校帰りに友達と作ったことを思い出す
男の隠れ家的な意味合いで提案した屋根裏部屋だが
家族思いのご主人のこと、完成しても
そのスペースの多くを子供達のために使うのかもしれない
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