2011年02月05日
ロッド リメイク
釣りに行きたくても、なかなか出撃できない
そんな時は、タックルのメンテナンスをするのが一番
古いロッドを引っ張り出してきて
ちょっと新しいことにチャレンジしてみました!
1950年代に作られた Heddon の 『 パルスプーク#4451 』
ソリッドのグラスロッドで、透き通る様なブランクと緑色のグリップがお気に入りなのですが
ガイドに糸溝ができてしまって、出動要請を出せずにいました
本来 Bass 釣り用のロッドですが、XL(エクストラライト)のスローなアクションを活かして
管理釣り場やトラウト用に使用できないかな~と、あれこれ考えた結果
初体験となる、ガイド交換を決意したのであります!
PE ラインを使用できる様に Sic ガイドを買いたかったのですが
行きつけの釣具店に在庫がなく、仕方なくハードガイドに

しか~し!トップガイドも含め、5個で¥811-という安さに感激!
ラインはナイロンかフロロで我慢します、というか...しか買えません

トップガイドはライターで熱して
ペンチで真っ直ぐ抜き取ります
熱し過ぎに注意が必要ですが
意外と簡単に外れます
古いスレッドの両端に
マスキングテープを貼り
ブランクを痛めない様
カッターナイフの歯は、古い
ガイドの足だけに当てながら
慎重に古いスレッドを外します
古い塗料をしっかり取り除かないと
スレッドを綺麗に巻くことができません
途中の写真を撮りたかったのですが


左の写真は最後の抜き輪を
巻いているところ
ガイドの巻き方は 『山本流ガイドの巻き方』 を参考にさせて頂きました

こちらに解りやすく紹介されています
ガイドのコーティングは、オリジナル忠実に、シンプルな薄塗り仕上げ
そのためフィニッシングモーターの必要もありませんでした
自慢できることではありませんが、気に入った色のスレッドが手に入らなかったため
使った物は、余っていた PE ライン(でもオリジナルとほとんど同じ発色)
しかも、コーティング剤は専用のエポキシやウレタンではなく
手持ちのシリコン系のクリアー塗料を使用(耐久性は分かりません...)
掛かった費用は、トップガイドの接着剤ホットグルーと合わせても
¥1,105-
ガイドの交換が、こんなに安くできるとは思いませんでした
今回はオリジナルと全く同じ位置にガイドを取り付けましたが
ガイド数を増やしたり、ピッチを変えたり
スパイラルガイドセッティングも試してみたいし
こうなるとロッドビルドもやってみたくなります
... 夢は無限に広がります ...